峯田 義郎      彫刻


   心の風景

 
 
作品を見ていると夢なのか現実なのかその景色に見覚えがある
そして、とても大切な時を思い出す。
平穏な心の時間 平和を祈る気持ち 
太古から変わらぬ自然の営みへの敬意...
小さな作品が置かれた空間が 広い景色となって、
そこに佇んでいた時の記憶まで蘇らせて
その時と同じ風が心に吹くように感じる。 そこにずっと居たい...
日本を代表する彫刻家の一人として 
「生命の感覚を宿したひとつのかたち」を追求しつづける作者の作品
きっと あなたの意識下の感覚や記憶と 語りはじめることでしょう。
普遍性を感じさせる 静かなかたちの中に 人間の本質が見えてくるかもしれない。
 
作家紹介
 
上記の作家紹介をクリックしますと 峯田義郎 プロフィール 受賞歴 個展歴ご紹介がご覧いただけます。
展示作品の写真に続き 下記に 峯田義郎本人の文章を掲載いたしております。
「 作品は 見る側 受け取る側の思いや 心にゆだねることが 大切 」
と 作品説明をされないアーティストではございますが 短い文面に込められました峯田義郎の思い 世界観を垣間見る一文 よろしければご一読くださいませ。
 
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直通 TEL : 09080004138 
担当 ナナギャラリー 峯田さゆり
 

 

 

 

心のかたち         峯田義郎

 
1960年 彫刻家を自覚して以来作ることが私自身の生き方を問われることになってしまった。作品はその記録かも知れない。
 喜び、悲しみ、不安、憤り、敗北、挫折、そして願望とその時代の世相を反映したいくつかの主題が続いたあと、社会の変化や個人的感情を超えた人間の本質・彫刻の本質に近付こうとした。
 主に人体をモチーフとしながら心象の新たな表現を模索し続けてきた。
 
彫刻は現実の空間に新たな存在を作り出す人間の行為だ。斬新な着想も、優れた深い思想も物質を媒体とすることなしに成立しない。
 しかもその立体がそのまま彫刻芸術とはなり得ないことに問題があった。
 自分の心の内を物に託す、どんな形をどんな物に転換したとき最も自分なのか。物とは何か。物の形とは何か。そして彫刻とは何か。彫刻の形とは何か。堂々巡りの自問から物の存在を借りて物の形を分断し、形の濾過を繰り返して、必要最低限と思われる要素に集約する。目指す形そのものの自立につながらないだろうか。そして私に向かってかたりかけてこないだろうか。
 
 砂漠のあの起伏の中で、樹木で覆われたあの丘の内部で何かが確かに息づいている気配、そんな経験を幾度となくしてきた。
 ヒトは自然やその現象に感動したり、畏怖の念を抱いたりする。何の意味も持たないそれらの現象の前でヒトの想像力は豊かな精神世界を築いてきた。
 心の奥深く潜在する原始の感覚、遠い記憶が意識下にある。
 
 限られた量の物を用いて広大な宇宙空間を演出する形の操作、周りの空気と呼応して息づく形が生まれないか。
 彫刻は自立したひとつの か た ち だ。様式の如何を問わず人間の手技が生み出す生命の感覚を宿したひとつの か た ち である。




KOMA     無垢オーダー家具 


  美しい椅子

 
 
 
存在が美しい...ついなめらかな背もたれを撫でてしまう
職人の手仕事の技。なぜこんなに美しいのかしら
「意匠を凝らし手技を尽くして命を吹き込んだ家具は、 
  そこに存るだけで何かを語りかけ世代を越えて愛されつづける」
とKOMAの職人は信じて作っているから。
想像してみて下さい この椅子で過ごす時間を
使う方の人生に寄り添って かけがえのない美しい時間を紡いでくれる
KOMAの椅子の座りごこちは 至福です。
 
KOMA HP